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チャートパターンは、価格がもみ合いながら形づくる典型的な「形」に、その後の値動きの傾向を対応させたものです。大きな資金を動かす投資家は一度に売買を終えられないため、一定の値幅で時間をかけて売買するとされ、その過程が形として現れると考えられています。本章では、カップウィズハンドル、ダブルボトムとアンダーカット、ヘッドアンドショルダー、三角保ち合い、フラッグを、出来高の変化とあわせて解説します。
年金基金や投資信託のような大きな資金を運用する投資家は、一度に大量の注文を出すと自分の注文で価格を動かしてしまいます。そのため、数週間から数か月かけて少しずつ買い集めたり売り抜けたりするとされ、その間、価格は一定の範囲でもみ合いやすくなります。チャートパターンは、こうした需給の調整の過程が形として現れたものと説明されます。
パターンは大きく「継続型」と「転換型」に分けられます。継続型は、トレンドの途中の休止を経て元の方向に動き出す形で、カップウィズハンドル、三角保ち合い、フラッグなどがあります。転換型は、トレンドが反対方向に変わる形で、ダブルボトム・ダブルトップ、ヘッドアンドショルダーなどが代表例です。
どのパターンにも共通して重視されるのが、出来高の変化と「ネックライン」や「ピボット」と呼ばれる境界線です。形が整っていても、境界線を出来高を伴って抜けるまでは「パターンの候補」にすぎない、という考え方が一般的です。
パターンは日足だけでなく、週足や時間足でも現れます。一般に、長い時間軸で長期間かけて形成されたパターンほど多くの参加者に意識され、その後の値動きも大きくなりやすいとされます。反対に、短い時間軸の小さなパターンは、ノイズによって形が崩れやすい点に注意が必要です。
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本ページは教育目的の一般的な解説です。特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、紹介する手法や傾向が将来の成果を保証するものでもありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。